M4A1について
M4カービンは、コルト・ファイヤーアームズ社が製造し、アメリカ軍が採用しているアサルトカービンの事を指します。
基本的にはアウターバレル長が80cm以下の物をカービンサイズと呼びます。本来歩兵用小銃より銃身が短い騎兵用小銃で第二次世界大戦より米軍に採用されています。
他のアサルトカービンと同様にM4はコンパクトで、フルサイズのM16と比べて取り回しがし易いため、戦闘車両の乗員や将校らが使用することが多く、また、その可搬性のよさから身動きの取りづらい都市部における近接戦闘や特殊部隊、空挺部隊による特殊任務にも幅広く使用されておりM16A2アサルトライフルより小型のため、室内での近接戦闘用(CQB)に向いているとして、軍の対テロ部隊や警察が好んで使用している。
サバゲーにおけるM4
サバゲーをやる、サバゲーを知る人からしたら、M4は登竜門と言っても過言ではないくらい大定番のモデルとなります。東京マルイの次世代電動ガンや従来型の電動ガンを始め、海外のエアガンメーカーも挙って M4の電動ガンやガスブロ、トレポンなどを製造しています。
M4用の外装パーツのラインナップも郡を抜いており、官給っぽい外装や民間(PMC)っぽいドレスアップを好んだりと、サバイバルゲームで利用する自分の愛機を思い思いにカスタムが出来る面などで、愛用者が多い固体です。
M4は、レンジャー部隊、デルタフォース、グリーンベレー、アメリカ海軍のNavy SEALs、アメリカ海兵隊偵察部隊を含むアメリカ軍の各部隊に多数配備されており、2001年時点では、M4とM4A1は光学照準器を容易にマウントすることを可能にし、着脱式キャリングハンドルを備えた代表的なカービン銃である。
アメリカ陸軍では、2013年からM4A1調達契約をコルト社より54%も安い金額を提示して落札したFNハースタル社からの購入に切り替え、長年に渡るコルト社からの調達を終了している。
東京マルイ 次世代電動ガン SOPMOD M4に代表されるSOPMOD-I(Special Operations Peculiar Modification-I/特殊作戦用装備-1)用は、アメリカ特殊作戦軍により、その管轄下の部隊での運用のため開発された。
M4A1キットの特徴は、ナイツアーマメント(KAC)によって開発されたRIS(Rail Interface System)ハンドガードシステム、全長が短くなり迅速に着脱可能になったM203 グレネードランチャーと専用リーフサイト、KAC社サプレッサー、KAC社リアバックアップサイト、インサイトテクノロジー社AN/PEQ-2A可視/赤外線レーザーサイト、ナイトビジョン付トリジコン社ACOG(Advanced Combat Optical Gunsight)リフレックススコープなどである。このキットは多様な任務に対応するため組替可能(モジュラー式)の設計で、現在は特殊作戦部隊で使用されている(多くの兵士は、トリジコン社ACOGをM68エイムポイント社レッドドットサイトやEOTech社ホログラフィックサイトに換装している)。
M4の外装カスタムについて
エアガン市場では上記の通り、サバゲーでM4電動ガンの愛用者が多く、各社エアガンパーツメーカーから多彩な外装カスタムパーツが販売されている。また、外装のみならず内部パーツ(インナーバレルやメカボックス、強化ギア、モーターなど)も豊富にあり、用途、性能も多岐に渡る。
商品が沢山あるからこそ外装のチョイスで悩む事も多いM4ですが、基本的にロアレシーバーの刻印がCOLT(コルト)である場合、概ねの外装パーツは利用できると考えてよい。
たとえば、代表的なダニエルディフェンスやナイツはもちろん、NOVESKEやTROYのハンドガードなども実装している人も多い。
良くあるNGな組み合わせとして、ロアの刻印がナイツでハンドガードがNOVESKEなど。この場合は全く関連性がなく余り見かけない組み合わせです。ただ、本場のPMCなどでその組み合わせが主流(Photoなどで良く目にする)になった場合は、その型が流行になる事も良くあり、日本のサバイバルゲーム人は、その「実」に影響される事も多いから一概には言えませんが。
COLT刻印は米軍をはじめ、各国で有数の実績がある製造会社で、だからこそ日本のサバゲー界でもデファクトスタンダードになっていると言える。